固定電話の通話料は2024年に全国一律に

固定電話の通話料割引を廃止 NTT、料金全国一律化で、というニュースが出てきたので見てみたのですが、2024年から全国一律で3分9.35円ということで一律になるんですね。

全く知りませんでした。今まで遠距離はかなりの料金がかかることが当たり前でしたしかなり安くなる感はありますね。

でももう遅いという感じも。今遠距離通話をする必要性はかなり減りましたよね。LINEでもfacetimeでも知り合い同士であれば簡単に無料で通話が出来てしまいます。

今電話を使わなければいけないというのは会社にかけるときくらいでしょうか。そうすると、首都圏に住んでいればほぼ料金が高くて困るということはないという状態です。短時間であれば無料通話つきのプランでできますし、そこまでの長い時間地方と話すときはないですからね。

あとは企業への連絡も電話番号を使わないような仕組みができればいいなと思います。今でもチャット等を使って無料で会話をできる仕組みをつくっているところはありますが、チャットどまりでオペレーターと会話をするには電話になってしまいます。

ここで電話のリソースを使う必要性というのもどこまであるのかなと思ってしまうのです。本当にゼロになると今度はNTTの収益が下がってしまい、公共物を維持できなくなって困る等もあるのかもしれません。
ただ、会社への電話、お店への電話等もLINE通話のような仕組みを応用して無料でできるような仕組みはできなくはないのではと思うのです。

全国にかける電話料金が安くなったとしても、スマホから固定電話にかかる料金というのは高いですよね。一定時間の無料通話つきのプランも増えてはいますが、それでも時間が足りなかったりするもの。
やはり無料でもっと通話できる別の仕組みは一般的にも望まれているのではと思います。

安くできる仕組みを作れば作るほどNTTの収益が落ちそうなのでそこは微妙なところがありますが、それでも少しずつ進化ということで価格を下げ、NTTには別分野での収益を上げてもらうというような方向性で動くことはできないのでしょうか。

このあたりの話は一営利企業の話ではなく社会的なインフラの話になってきますし、今は個人間の会話がLINEに取られているように、早めに対策をしておかないといつかどこかのアプリに取られてしまうようにも思います。

それが日本企業であればいいですが、外資がすべて持っていってしまってからではもう遅いという話になってしまいますし、日本側が早めに対応することを望みたいですね。