「クレベリン」広告根拠なしとして消費者庁から処分

 

「空間のウイルスを除去」する商品として販売されていたクレベリンが根拠なしとして消費者庁から処分を受けたということがニュースになっていました。

この商品、使っていた人、使わされていた人、結構多いのではないでしょうか?

この商品でなくても類似商品でも似たような話があった気もします。

ウイルス除去系の商品は気をつけないと本当に怪しいです。

使う方も困っていて、目に見えないものですし、この商品でなんとかなると思って使っているのですから、こういう商法は本当に悪質です。

痩せるとかそういうことでも問題ですが、ウイルス系の話はシャレになりません。

これでウイルスが消滅すると思って利用していていざ感染した、重症化した等すればその責任は重大です。

私達もできるだけの対策をしようと頑張っているのにこのような人の努力に水を指す商品は許されません。

情弱向けの商品?

このようなものは情報弱者向けの商品であり、このようなものには引っかからない。そういうことを主張する人がいます。

でも本当にそうでしょうか?
企業レベルでこのような商品を採用しているところも見てきました。

技術者が見たらそう思うことはあるかもしれませんが、効果がありますと明言されて、それが一般のドラッグストア等で販売されていたら、嘘だと思いませんよね。
明らかに誇大広告で怪しいところで販売されているならまだしも一般に売られてはそういうものだと信じます。

しかも今回はきちんとした会社からの販売。
大手企業が、さまざまな研究をした上で販売している。
そんな商品を一般人が疑うなんてことをするはずがありません。

コロナに〇〇が効く効かないというような一般人の噂とは違って企業が販売している商品ですからね。

これは正直騙されてたとなっても文句はいえない話のように思えます。

公式ページを見て

今回の件ですが、公式ページを見ると、販売側はこの内容を不服としているようです。つまり効果があるということ。デタラメな内容のものを販売したわけではなく、効果があるものを販売しているということ。

このようになってくるとどちらが正しいかを判断することはますますできなくなってしまいますし、一般の人としては正しいかどうかに関わらず消費者庁の言うことを信じるしかありません。

この商品は効く効かない、正しい正しくないと想像で争っても仕方がありませんしきちんと科学的根拠を出して、話をつけてほしいですね。