2021年の高校生が好きなアーティストとしてこのようなランキングが出ていました。
1位 BTS
2位 Snow Man
2位 マカロニえんぴつ
4位 平井大
4位 変態紳士クラブ
6位 LEX
7位 あいみょん
8位 back number
8位 Saucy Dog
8位 鈴木鈴木
8位 なにわ男子
どのようなリサーチをしたかというようなところによってランキングが異なると思いますのでこのランキングが絶対に正解というわけではありませんが大体このようなイメージになっているということですね。
今この記事を見ている皆さんはこれらのアーティストのうち何人を知っていますか?
結構厳しくなってきたという人が多いんじゃないでしょうか。
私自身は何とか半分以上は知っていましたけど、でもそのうち真剣に聞いているとなるとほんの少しだけ。だんだんと高校生の今のトレンドと今の自分が知っている、聞いている音楽とのズレが起こってきているということを感じています。
2001年のアーティストであったり、2011年のアーティストというのも紹介されていたのですがそちらは当然のように全て知っていました。それが2021年になった瞬間に全く分からなくなるという状態に。
だんだんと自分が年を取って音楽かわからなくなっていくというところはあるのかもしれませんが、それ以外の要因もあるような気がしています。
CD があまり売れない世の中になった
昔は人気のあるアーティストを知る方法は簡単だったんです。 CD が爆発的に売れていましたので売れているアーティストはすぐに100万枚を達成したり街中で音楽が流れるということが当たり前でした。
カウントダウン TV なども人気で毎週のように見ていてあり録画しても無駄な事が普通でしたし、 CD ランキングの常連にあるような音楽というのはもう国民誰もが知っていて当たり前みたいなような雰囲気はありました。
それが今では CD が全く売れない時代、準トップクラスのアーティストでも CD が数千枚しか売れていないということは本当によく出てきます。今は配信が主体になったというのもありますし、 YouTube で露出をしてライブやグッズで稼ぐというようなスタイルが出てきたため単純な売り上げでその人気をカウントするということができなくなってきています。
アーティストにとってはなかなか大変な時代になったということです。 YouTube を見てその音楽を知ることはよくありますが、 YouTube を見てアーティストに入ってくる収入なんてたかが知れていますよね。サブスクに入っているアーティストもかなり増えてきましたが、 サブスク収入というのも1円2円を稼ぐような世界で大きな売上を建てるの難しいと思います。
このような流れができたので全員が良いと思っているアーティストというのがパッと見わからなくなってきたというところもあるのかもしれません。
高校に通っていてまわりの人から常ににいろいろ話が出てくるのであればその音楽を聴いたりして広まっていくということはあるかもしれませんが、社会人になって音楽の話をしないような環境にいるのであればなかなか最新の音楽について知る機会もなくなっていくのではないでしょうか。