出版業界はもう終わっているというはてなのバズがありましたので内容を見てみました。
出版業界はもう終わっている
https://anond.hatelabo.jp/20180320080601
業界の関係者でもなんでもないのですが、確かにその通り。
ツイッターでちょっとバズった人達がすぐに本を出しての繰り返しが行われているのは事実です。
なかなか難しい時代がやっているのかなと感じます。
本以外にも今はたくさん発信できる媒体がありますし、見る側も本で買う必要がなくなってきていますしね。
ただ本屋だとアプローチできる層が違っていて、ファンではない人にも見てもらえる、一定の権威付けがされるというのは大きいのかなとも思っています。
もっと小説とかも読まれるような動きが起こってくれてもいいとは思いますが、なかなかプロモーションもされていませんし、ぱっと見とっつきにくいという気持ちもよくわかります。
出版業界だけでなく時代の変化で苦境に立たされているところはたくさんあります。
やはりずっと今のやり方を続けるのではない、新しいビジネスモデルを考えなければいけないのかもしれません。
好きな作家さんの話
私は文章を書くのが好きです。
もちろん小説家になりたいという夢もありましたが、才能がないのかうまくいきませんでした。
現在は主に企業向けの原稿書きをしています。
今回は私が好きな作家さんの話をしようと思います。
まずは作家さんの名前を紹介させていただきます。
・西尾維新先生 代表作は物語シリーズですね。
特にアニメにもなっている化物語のシリーズは今でも人気です。
しかし実は個人的に一番好きな作品は、戯言シリーズ(ざれごと)なんです。
これは少年陰陽師の流れをくむ作品で、妖怪と人間が共存する世界が舞台になっています。
西尾維新先生の作品を読む時は、必ず最初にこの戯言シリーズのあらすじを読んでから始めます。
読み始めたら止まらないですよ! ぜひ一度読んでみて下さい!
・鎌池和馬先生 電撃文庫の大御所と言えばこの作品の名前が挙がりますよね。
こちらも大人気作品です。
ちなみに鎌池先生の作品は電撃文庫だけではなくMF文庫Jからも出版されています。
MF文庫Jといえばアニメ化した作品がいくつもあるので知っている方も多いのでは? こちらはファンタジーがメインなのですが、バトルシーンが多くて迫力満点です。
私はまだ読んだことがないのですが、ライトノベルの中でもかなり人気があるそうです。
最近発売された異世界転移ものの中ではかなり面白かったという話を聞いて興味を持ったのでこれから読もうと思っています。
以上が私の好きな作家の皆さんになります。
もし他にもオススメがあれば教えてくださいね!
出版業界のこれから
出版業界のこれからはどうなっていくのでしょうか。ネット通販や電子書籍など色々言われてますが、まず直近の状況についてまとめておきます。
アマゾン:プライム会員数100万人突破、書籍販売額3兆円越え、電子取次大手のDNPと提携へ
楽天:2019年上半期決算発表、売上高4,840億円、営業利益1,480億円、純利益1,350億円(前年同期比170%増)
紀伊国屋書店:2020年2月期の通期業績予想、営業利益200億円、税引き後当期純利益90億円(前期70億7,700万円)ヤフー:2021年度の最終損益は530億円の赤字見通し このように各出版社さんは苦しい経営を強いられているようです。
そんな中、先日ニュースを見ていたら、とある企業が黒字転換したという記事を読みました。
それは株式会社KADOKAWAです。
現在、日本の出版市場における売上ランキング第6位に位置しています。
そんなKADOKAWAですが、どのような戦略をとって立て直したのでしょうか。
その秘密を探っていきましょう。
1.オンラインストアでの販売強化
2.新刊本の購入特典の強化
3.SNSを利用したマーケティング
4.海外展開
5.新たなメディア事業の立ち上げ 上記のように様々な取り組みを行っていることがわかりました。これらの施策により、売り上げを伸ばしていったのです。
実際に私もいくつかの本を読んでみましたが、非常に面白い内容でした。
中でも注目したいのは、KADOKAWAが提供しているクラウドサービスであるBOOK☆WALKERの活用方法です。
例えば紙の本を購入した際、購入した本をスマホで管理できます。さらに配信しているコンテンツを閲覧することも可能ですし、本棚機能も搭載しています。
また、購入した本が自動的にダウンロードされてオフラインでも読めるようになっています。しかも定額制なので料金を気にする必要がないというのが良いですよね。