社会人はどこに向かって頑張ればいいのかという話があります。
確かに学生の時と違って社会人になると明確な目標がなくなるということがあります。
社会人になって目の前の仕事を頑張るとか、売上目標を達成するとかそういう目標というものはありますがそれはあくまで会社から与えられて目標であり、自分自身の頑張る対象とは必ずしも一致するとは限りません。
この辺りが非常に難しい話になってしまいます。
社会人ってどこに向かって毎日長時間働いてるの?中学は高校入学。高校は大学合格。大学は就活。どこに向かっていて、だから今頑張るって人生を過ごしてきたけど、社会に出た瞬間、先が見えない真っ暗な1本道にぽつんと放たれ、どこに向かってるの?何のための道なの?となって今病んでいます。
— プーさんになりたい21卒 (@f5l_tg) March 2, 2022
このような Twitter での発言があり気になりました。
学生のうちは勉強というような全員が取り組む明確な目標があって、しかもそれを実現することは自分に返ってくることがわかっています。
勉強は学校のためにするものではなく、自分自身の利益に確実に繋がるというところは社会人との大きな違いです。
会社に入るとそういった目標が得にくくなってくるんですよね。
売上目標を達成したからといって自分自身が大きく成長するわけでもなければ、会社を儲けさせるだけであり、自分の人生は充実していくわけでもありません。それがうまく出世につながっていけばいいのですが、必ずしも出世と結びつくわけではありませんし、そもそもその会社において出世することが魅力的ではないという可能性もあります。
とにかく学校の勉強で頑張れば報われるということで一生懸命やってきた人ほど、就職することがゴールになってしまいそこから先に始まる普通の仕事に絶望してしまう、価値を見いだせなくなってしまうということはあるかと思います。
自分のやりたいことは何かということを考えること
こういう問題に当たってしまうと毎日の生活を一生懸命働けば普通に送って行くことはできても自分の充実感や一体何をしたいんだということが分からなくなって非常に辛い毎日を送ることになってしまいます。
ですのでまず自分のやりたいことは何かということを考えることが大事です。
だんだんと会社で働いていくとそれを麻痺してきて目の前の仕事をプレイする事と会社の業績を良くしていくことが自分の全てのように思えてしまいますが、本当にそれは位置している人であればいいかもしれませんが多くの人にとっては会社というのはただ雇われているだけに過ぎないもので自分の目標と完全に一致しているなんてことはないはずです。
自分のやりたいことは何なのか。しっかりと見出した上で場合によっては会社を転職したり、給料を下げてもやりたいことを見つけていったり、やるべきことに進んでいくというのは長期的にみた場合に大事なことなのかなと思います。