検索エンジンは日本では今のところGoogle一強。マイクロソフトのbingもありますがそのシェアはかなり小さく、Googleに気に入られなければどうしようもないというような状態になっています。
他の検索エンジンは生まれないのかという話ですが、代替GoogleということでNeevaという検索エンジンがアメリカで展開をしていると記事が出ています。
代替Google。広告なしの検索エンジン「Neeva」が無料版を開始
https://www.gizmodo.jp/2022/03/this-ad-free-google-search-alternative-is-actually-wort.html
残念ながら日本での展開はまだということですが、だんだんと新しい検索エンジンが出てきて日本でも流行るということが出てくれば面白くなりそうですよね。
このNeevaという検索エンジンは有料サブスク型と無料型があるという仕組みになっていて、広告はないということです。
広告については採用しないと現実的な運用が難しい部分もあるとは思いますが、最近のGoogleの広告は本当にひどいものもありますし、新しい勢力が出てきているというのは非常に良いことかなと思います。
1つの検索エンジンのみというのは危険
今の日本はGoogle一強状態ですが、一つの検索エンジンしかないというのは非常に危険です。広告もそこしかないとなると広告費も過剰につり上がっていきますし、Googleに認められなければ検索結果上で活動することができなくなってしまいます。
Googleは公共企業でもない民間企業に過ぎないのにそこの運用一つによって利用者も広告側も影響を受けてしまいます。
今現在検索をすると広告がたくさん出てきて、どこまでが広告でどこからが通常の検索結果がわからないようなものにもなっています。非常に微妙だと思いますがGoogleの自分一つでいくらでも調整されてしまいます。
上位表示する基準だって同じで、Googleが決めたアルゴリズムに翻弄されてしまうのです。その仕組みは明確に明かされているわけではありませんので、実態がよくわかりませんし、そのために多くのコストを割く事になってしまいます。
そして今の結果は決して全員にとっては公平なものとは呼べないような結果にもなってしまっています。特に日本語の場合、どこまで日本語解析に力を入れているかもわかりませんし場合によってあまりにも適当すぎる検索結果になっていることもありますよね。
やはり複数の検索エンジンがそれなりのシェアを取り合っていて、こちらでは上位表示されないけど、こちらでは上位表示されている、良い内容のコンテンツがあればどこかは拾ってくれる。広告を出す側も両方を見てコスパを見極めた上で決めることができる、等良いことが多くなるものです。
今の時代を変えてくれるような検索エンジンの登場を待っています。