ととのうブームというのは危険

サウナに入ってととのうという行為が素晴らしいというのは本当にあちこちでよく聞く話です。

ネット上でもそのような記事を見かけますし、実際に私の知人でもサウナに入ることを愉しみとしている人もいます。もちろんサウナの入り方として超高温のサウナと超低温水風呂を交互に入るというような使い方をしています。

ただ最近そんなような入り方は危険だというような記事も多く見るようになってきました。

そして最近発見した記事としてはこのようなものがあります。

“ととのう”ブームに医師が警告「超高温サウナと超低温水風呂の切り替えは危険」
https://www.jprime.jp/articles/-/22837

医師がととのうブームに警告しているというもので実際にサウナでこのサウナと水風呂を繰り返すというような行動は危険だということなのです。

私自身は直接水風呂にドボンと入るようなことはしていないのですがサウナに入った後でいややぬるめのシャワーを浴びたりすると気持ちいいというところはあります。思いっきり高温サウナに入って水風呂に飛び込めばととのうという行為が起こるというのはなんとなくではありますがイメージできます。

体がふわふわするという気持ちも理解できます。ただ実際にはその行動をして救急車が出動してるようなことも多々あるということです。

「交感神経・副交感神経といった自律神経を、過剰なまでに刺激している」ということで健康に良い要素はないということ。 なんとなく気持ちがいいだけで健康には全く悪いことをさも健康に良いことのようにあちこちで話が出てきている。これは非常に危険なことです。

なんとなくですが健康に良い派と悪い派がいて、医学的見地とは全く違うような話になって考え方の違いとして普及してきているような感じもあります。

もしこれが本当に危険だということであればもっと危険であることを周知していかなくてはいけないです。ととのうことがいいことだなんて書いてある記事は指摘されなければいけません。このままであれば良い事だと誤解した人がその行為を試し、そして本人は気持ちよく感じるのでその感想を書き、ますますその声が広がってしまうということが起こりかねません。

医学的には関係なくても自分が気持ちよければいいんだというようなことでこの行為が広まりすぎてしまうと、自分だけではなく医療関係者にも迷惑をかけてしまいますし長期的に考えて良いことは何もありません。

もう少し本当に危険だということであればこのことを広めていく努力が必要になるのではないでしょうか。