最近のニュースはウクライナ情勢の話が多くなり、もちろんそのことも心配にはなりますが、日本の防衛に対する考え方というのも心配になってしまいます。
今までどうしてもお花畑としか思えないような話が多すぎましたし、憲法9条というような話に関してもこれをそのままにしておくことのマイナス面の方が大きいのではないかと感じてしまいます。
さすがに今から日本が侵略国家に変わるようなことはありえないと思いますし、世界情勢からしても日本がその立場で変更することは不可能だとは思われます。
ただ日本は変わらないとしても相手が日本を攻めてくるというようなことは十分考えられる話です。もしかするとそれは本当にすぐの話になるかもしれませんし、生きている間に起こってくるぐらいの話になるのかもしれません。
いずれにしても、今回のような戦争が起こるということは、日本であっても永久に安全だということは決してなく、いつでも日本は同じ立場になるかもしれないというリスクがあるということです。
防衛のタブー化もやめるべきでは
どうしても日本の防衛に関してはタブー化するような空気が今まであったように思います。当然軍需産業について働いている人もいますし、自衛隊内でも色々な研究はしていると思いますが、一般の人があまりそのことについて触れることは避けなければいけないような空気感があったかと思います。
日本は平和だということを前提としてそのことについて話したり、日本の軍備増強について論じることはふさわしくないというような空気があったでしょう。
核武装についても同じようなのでそれを今すぐ行うことが適切というつもりはありませんが、あまりにもアレルギー的に拒否しすぎていて、相手側が使ってくるということを全く想定していないような議論しかできていなかったように思います。
もう少し日本においても防衛システムというものを本格的に考えなければいけないでしょうしそのための予算を割いたり、一般の人もどのような仕組みになっているのかということを学ぶ機会が用意されてもいいのではと思います。
あまりこのようなことを書きすぎると、特別な思想の持ち主なのか、政治関係者なのかというような見方をされがちですが、危険が本当は迫っているのに関わらずそれに気づかないというのはよくありません。
2022年のこの時代において、世界はこのようになるというのはとても想定できなかった話ですが、今後も同じような事が起こるかもしれないということを想定して私たちも対策を考えていかなければいけないのではないでしょうか。