小説でおすすめされたものを読む機会がありました。
まあ普通の推理小説にはなるのですが、読んでいて、これは時々自分が普段使わない表現だとか、こういう日本語の表現の仕方があったのだとか、純粋に文章として勉強になるなと思うことがありました。
そういう目で全く本を見ないという人もたくさんいると思うんですが、ブログを書いている人にとってはどうしても自分の文章の癖というものがありますし、いつも同じような表現をしてしまいます。
小説だと本当にこんな書き方はしないというような表現が出てくるのでそれを身につければ自分の表現の幅が広がっていくと思うのです。全てが全て使えるわけではありませんが小説での表現知識というのも身につけておいて損はないかなと感じました。
英語を勉強する時でも英語の本をたくさん読んでおけば良いというような理論があります。これは本当にそう思う時があり、いくら単語と日本語の訳を一対一で覚えていたところで英文を読むことに慣れていないと全然進まない、読んでも一つ一つの単語の意味はわかっても全体の意味が把握できないということが起こります。
逆に普段から英文をたくさん読んでいる人は一つ一つの単語でわからないようなものがあったとしても全体としての意味を把握できたりして特に文章を読むのに困ることはないというような状態になります。
日本語でも同じようなところがあって普段から小説を読んでいると自然と語彙力がついてきたり読解力がついてきて自分がブログを書く側になっても、読者にとって読みやすい表現であったり、新鮮な切り口などを提供できたりするのではないでしょうか。
別に必ずしも小説である必要ないのですが普段から本を読んでいないとだんだんと自分の語彙力や文章力も寒すぎてきてしまうのではないかということを感じています。
自分の表現力をブラッシュアップしたり、または感性を磨くというような意味でも時々で良いので小説を読む習慣をつけるというのはいいことなのかなと思います。
単純なブログを見るだけであればネット上にいくらでも文章は転がっていますが、小説を書いて人を出すようなプロの文章というのはやはり一味違うものです。
そういう文章をかければいいのかというとそれはまたブログとは違うところはあります。変に洒落た表現をしても一般読者には理解してもらえないかもしれません。
単純に読めば読むほどそれだけ表現力が使ってるとそれはまたちょっと違うとこはあるのですが、それでも読む事によって自分にとってプラスになることは大きいのではと考えます。