フランスが日本を戦略上パートナー国に。難しい国際関係

フランス、日本を戦略上パートナー国にしてオーストラリアを格下げしたということが報道されました。

日本が戦略上パートナー国ということで優遇されるのは素晴らしいことではありますが、これはそう単純に喜べるような内容でもないかなっていうことを感じてしまいました。

やはりオーストラリアを格下げしたということが気になってしまいます。 AUKUSの軍事同盟の関係で関係の悪化があったということではありますが、同じ西側陣営としてオーストラリアというのは強力な味方サイドではあるはずです。

これは簡単な判断かというのは難しいですが、一般的に公表される範囲で重要国が格下げされるというのはあまり気分の良いものでもないでしょうし、フランスにとって良いか悪いかによって日本も今後その時次第で拡散されるような可能性があるということにもなってしまいます。

永久的なパートナーと見てくれというわけではありませんが親しくしていたりその国に全力をかけて尽くしていたとしてもいつひっくり返るかもしれないとの国際情勢だということを感じてしまいます。

日本も強い立場に続けるしかない

昨今の国際情勢を見ていると、結局に一組の間は利害関係でしかなく日本も強い立場でい続けるしかない、強い経済を持ち、軍事力としても相当なレベルを持っていることによって初めて対等に扱ってもらえたり、優位な立場として交渉できる状態なのではどこと感じてしまいます。

もし日本は経済が弱かったり、防衛力が弱いということが出てきてしまうとおそらく今のようには扱ってもらえなかったのではないかという風に思えてしまいます。

いくら西側陣営は平和と平等を愛するようなことを発言したとしてもそれは基本的に建前でありいざという時には見捨てられますし、弱い国でいるといつ侵略されるかわかりません。物理的に侵略されてないとしても経済的な植民地となってしまうようなことは実際にあり得るでしょう。

各国とのつきあいも日本も上手くやるべきであり、あまりにも綺麗ごとで動いているとそのうち痛い目にあうのではないかと心配してしまいます。

ニュースに話しても他国のいうことをあまり鵜呑みにしてもいけないですし、したたかに日本はやれることをやっていく。そしてあまりに国内で些細なことで議論をしているのではなく、グローバルスタンダードの中でどのようにやっていくかということをもう少し考えていくようが必要だと感じます。

同じ西の端に立っても各国の関係はそのときの事情によって大きく変わっていきますし、日本もより自立した存在としてしっかりしていかないといけないのでしょう。