北京オリンピック終了と負の面の話について

北京オリンピックも無事に終了となりました。
カーリングがかなり盛り上がって面白かったと思っています。

感動、平和の祭典として終わったわけですし、確かにその効果はあったように思えるところではありますが、ニュースでは負の面残る17日間なんて記事も出てきました。

審判、判定等の微妙な話があったのは事実ですので、その面については今後も検討していかなければいけない課題だとは思っています。

ただ例の政治的問題とかの話はどこへ行ってしまったのでしょうか?
結局東京オリンピックのときと何も変わらず開催までは開催に関していろいろな問題があるということを騒いでいて、いざ開催されたらそんな話は全くなかったかのように中継に夢中になるという構図が繰り返されています。

マスコミの扱い方がこの点はなんとも微妙なところで、結局マスコミがどのように報道するかで見ている国民も振り回されるという感じがありますよね。
個人個人がどう思っていようと、どのようにニュースを取り扱うか、報道されるかによって世論も動いてしまっているような感じがあります。

外向的ボイコットなのか、それとも別の表現なのか等いろいろな話がありましたが始まってしまってはそれが果たして意味を成したのかどうかすら怪しい話になってしまったようにも思えます。
実に中途半端であり、商業主義なところもあり、全体の流れとして微妙なことを繰り返していないでしょうか。

東京オリンピックの結果はどうだったの?

東京オリンピックも終わってもう次のオリンピックも終わってしまったわけですが東京オリンピックも結果がどうだったのかということについて全然ニュースとして出てきません。

選手の功績は素晴らしいものであり、そこをどうこういう気は全くありませんが、昨今の感染症対策として対応はどうだったのか、開催するべきだったのかしないべきだったのか、等の振り返りが全く出てこないと同じことをずっとやっているだけでまた同じ問題を繰り返してしまうような気がします。

特に費用問題については最終的に誰がどのように負担して、税金はどうなるのかを考えておかないと、このままうやむやで、結果いつの間にか増税されていくというのであれば納得はできません。

経済効果があって、それはどう役に立っているのか、今後も開催国として立候補すべき等の議論ももっと必要なのではと思います。

北京、東京とオリンピックが終わって、選手たちは最大限のことを実施して本当に素晴らしいと思いますが、国や地域としてのスタンスのようなものが全然見えてこなくてどうするつもりなのかと心配です。