早稲田大学でネット授業の複数同時視聴が不正認定された件

早稲田大学のオンライン授業で複数の授業を同時にオンラインで視聴したということが大学側にバレて不正と認定され、100人レベルの人が単位を落とすということが起こりました。

このことについて色々な議論が起こってる所はあるのでしょうけど、さすがに複数の動画を同時に再生しているというのは出席と認められなくても仕方がないのではと思えるところがあります。

複数の動画を同時に視聴することで両方の内容が頭に入ってくるということは現実的にはありえません。実際はオンライン授業に参加したという実績が欲しいだけで中身は全く見ていなかったということは分かります。

これで単位を認められなかったとしてもそこは文句は言えない話になってくるのかなとは思えてしまいます。

そんなに厳しい処分が出るんだったらこんなことはしなかったということを言う人はいるかもしれませんが、さすがに擁護しようがない話ではないでしょうか。

最初から条件は出しておいた方がいいのかもしれない

今回はオンライン授業っていうことでこれまでに想定しなかった内容での不正行為ということで仕方がなかったのかもしれません。

次回以降については最初からこのような方法は許されないということ明記しておいたほうが余計なトラブルを招くことがなくいいのかなと思われます。

最初から複数の動画を同時受講するという発想はなかなかできなかったと思います。

そして問題としてはオンライン受講をしているとしても、動画を流してるだけで本当に見てるほどかもわからないということもあるでしょう。

動画に対する課題等も場合によっては必要になるのかもしれません。または課題とまではいかなくても何か出席をしてみていることに対するアクションが取れるようにしたほうがいいのかもしれません。

本当はもっと面白い授業であればいい

今回の不正のことは全くもって擁護できる話ではありませんが本当であれば授業自体がもっと面白いもので多くの学生がなんとしても見たいと思えるようなものであればいいのになっていうことは感じてしまうのです。

動画を見もしないで流しておいてなんとかクリアしようというように考えるのではなく、面白い授業であり、この大学の学生しか見れない貴重な授業だからと皆が食いついて観るような授業を展開するということも教授側にとっても必要なことなのかなとも思えます。

学生がとにかく飽きてしまって単位さえ取れればそれでいいというふうに考えてしまうというのも良くないことですが、そうなってしまう要素もなきにしもあらずということで、大学の授業がつまらないということも原因の一つではあるようには思います。

おもしろおかしくすればいいというようなものではなくあくまで研究だということはありますが、それにしてももう少しレベルの高いような授業をする。内容のレベルが高いということではなく学生から見ても非常に面白いと思えるような授業を展開しなくてはいけないのではないでしょうか。