クラファンへの賛否は続く

クラファンでゆたぼんが数百万円を手にして日本中をまわるということで、このニュースはずっと続いています。

ニュースになればなるほどyoutuber側としてはおいしくて再生回数稼ぎが出来てしまうのであまり取り上げるのはどうなのかなという感じもするのですが、それだけ話題になる行動であるとも言えるのでしょう。

毎回の学校へ行くなという話や今回のクラファンといろいろな話が飛び交いますが結果今のところクラファンは一部の人が手厚い支援をしたということで成功することになりました。

これが全国の不登校の人を勇気づける行動なのかということは賛否両論になるとは思いますが、炎上マーケティングとしては今のところほどほどに成功しているという結果になるのでしょう。

炎上マーケティングを正当化するのはどうなのか

今回のクラファンの人と会った話の記事によると、本人は決して歪んだ性格をしているような人ではなく炎上マーケティングとしてわざと煽るような動画を撮っているというような話はありました。

まあおそらくそうだろうなというのは多くの人が感じているのでしょうけど、それでも炎上マーケティングを正当化するということは倫理的にもあまり良いものではありません。

結局生きていくために意図的に炎上する発言を繰り返しているということになってしまいますし、それが不登校の人への救いになるのかどうかは極めて怪しいものです。

不登校になった人はそれぞれの人が事情を抱えているというものになりますし、そんなに動画で表立って活動ができるような人はいないでしょう。

何か不登校をしてもいいということの証明になったり、励ますような動画を配信するならわかるのですが、意図的な炎上を繰り返し自分自身が儲かることしか考えていないという話が、善意の支援のためのように見せるのが微妙に思います。

最初からエンターテイメントであればよくて、そのままメディアも放置していればいいのに、そのことが何か善意を含んでいるかのように見せていつまでも引っ張るから余計な炎上を招いているようにも思えます。

本人は成功するかもしれない

このyoutuberとしてやり方として本人は知名度を活かしてその先も成功していくのかもしれません。ただこれが不登校への人へのいい方法となることはありませんし、学校へ行かないということを肯定するための材料となってしまうのは全く賛成できることではありません。

下手に参考にする人が増えても成功はできないでしょうし、社会的に見ても決して良い方向であるとはいえません。

あまり各メディアも毎回のように騒がない方が良さそうです。