国家機密の管理は国産クラウドでということ。今までは??

国家機密の管理は国産クラウドで行うということでニュースが出ていました。

これを今から発表して23年度の運用開始ということはすでに準備は相当進めているということになるのでしょうけど、それまではどのようにしていたのでしょうか?

普通に国家機密を海外製のクラウドを使っていたということでしょうか?そうであれば今までがザルすぎた話になってしまいます。それまではデータ上にはないと書面で保管していたという話なのでしょうか。

機密性がそこまで高いものでなければAWSを使うという方針のようです。
このくらいのことはさすがに当たり前すぎて何を今さらという感じはしてしまいます。

AWSはAmazonなのでアメリカということで同盟国にはなりますが、それでも一民間企業でしかありませんし、その中身を絶対に見られないという保証はありません。そして時々障害も発生します。

民間のサービスであっても障害で大騒ぎなのに本当にいざというときに他国のサーバーを使っているために情報にアクセスできない、サービスが使えない等の話はありえないですよね。

 

本当に日本はどこまでの国家秘密を持っているの?

国家公務員や関連する仕事をしたことはありませんし、そういう情報のあてがあるわけではありませんので全くわからないのですが、本当に日本はどこまでの国家秘密を持っていたりするのでしょうか?

何か国会内や政府内等にあるある意味非常時にはどうでも良いような記録の書物くらいしかないような気がしないでもないですが、本当に管理されるべき情報がを保有したり、調査したりということを行っているのでしょうか。

政府や国会の対応を見ている限り、本当にまともな情報なんて何一つないんじゃないかというような疑いを持ってもおかしくないようなことばかりが見えてきます。

あらゆる対策はこれまでのことからデータを用いて冷静に分析し、周知していくべきなのにそういう光景が全然見えてこないのです。
あらゆることが前例踏襲であり、最もらしい答弁を作り形式を整えているだけであり、本当に重要な機密データを用いて国家戦略を立てるようなレベルに立てていないのではないでしょうか?

国産クラウド化は良いこと

とにかく国産クラウド化を進める方向に舵を切ったのは良いことになりますし、ここでデータ管理が国内でできるようにしておかないといざというときに他国にすべてデータを持っていかれ、あるいはハッキングされということが起こります。

国内であってもデータ管理は問題です。管理者が本当に日本人であり、そしてスキルを保有しているのか、国産クラウド全体が標的にされてすべて情報を持っていかれてしまうようなことが起きないか。徹底して管理していかなくてはいけないでしょう。