楽天モバイルが4G人口カバー率96%達成ということを発表しています。
これは当初計画の4年前倒しということ。
ここに関しては本当によく達成したと思います。
4G人口カバー率ということで、早めに達成しないと時代遅れになる可能性もあったのはないでしょうか。今は携帯キャリアは5Gのエリアを広げていますし都市部に関しては5Gに繋がることも珍しくなくなってきました。
5Gが標準に近づいてくると4Gカバー率が高まってきてもその魅力は少なくなってきます。楽天モバイルの場合、都市部では4Gに繋がるようになった、田舎ではまだまだということで他キャリアにはまだまだ遅れている状態になるのでしょう。
後発の参入ですし、料金も安くやっているのである意味これは当たり前ですね。
人口カバー率ではわからないこともある
人口カバー率が高まればどこでも繋がるのかというと必ずしもそうでないところがあります。昔と違って役場さえ電波が入れば後は圏外でもカウントされるというようなことはなくなったようですが、カバー圏内に入っていたからといって、建物の中にいたり、地下にいたりと人の行動範囲はバラバラです。
そのエリアで何もない場所に立っていた場合電波が入るとしても、本当にすべての場所で入るとは限らないというところは注意です。これは楽天だけの話ではなく他のキャリアであっても一緒です。
建物の中に入って使えなくなるようであればどうしようもありませんし、そこが職場であったり通勤で使うようなところであれば実用性としてはダメになってしまいます。もちろんこのようなところも随時カバーしていくのでしょうけど、単純にパーセンテージだけではないというところに注意する必要があります。
楽天ならでのはメリットがもう少しほしい
個人的には楽天モバイルを使うのであれば楽天ならではのメリットはもう少し何か欲しいかなと思うところです。
かつては1年間無料にその後も激安料金ということでかなり魅力のあるサービスでしたが他社も追随したというか携帯料金の安いプランが登場したためにそこまでしてキャリア変更するという必要性がなくなってきました。
毎月1万円近くかかっていくというのであれば、キャリアを変更することも選択肢として出てきますが、各社の格安プランによって月3,000円台程度で済むというこであれば、そこまでしてキャリアを変えるモチベーションというのも起こらなくなってきます。
楽天経済圏の中で生活する分は便利というところはありますが、何かもう一つ、強烈にキャリアを変えるモチベーションを刺激するようなことが起こらないかなと思ってしまいます。