DUOの英単語というと、受験英語的な感じがありますた、実はDUOで英語を話す力が上がるというような動画がありました。
興味を持って見てみたのですが、本当にDUOが役立つということです。
単語力を鍛えるのに使うのではなく、ひたすら何十週もするので、自然と実力がついてくる、例文ごと覚えてしまうので、どの文脈で使えばいいのかがわかってくるというものです。
使っているレベルがかなり違う、量のレベルが違うということを感じてしまいました。
エビングハウスの忘却曲線という有名な話が出てきます。単語を覚えた次の日には7割くらいの単語は忘れてしまうので繰り返して記憶を定着していく必要があるということです。これは確かにそうで、一夜漬けで覚えたものはすぐに忘れてしまいますが、繰り返し続けてくると記憶が定着するんですよね。
この動画はそのことを身をもって証明したということになります。
リピーティング、シャドウイングも行っていたということで、だからこそ英語を話すのにも役に立っていたということになるのでしょう。DUOが特別優れているからこれをやれば簡単に話せるということではなく、一つの英単語中心の教材をあらゆる方法で使いこなしたということです。
DUOで無くてもいいかもしれない
DUOを批判するというわけではないのですが、この方法であればDUOで無くてもいいかもしれないということは感じました。これは力でのごり押し的な英語習得法ですので本当にお気に入りの教材1冊があれば、その本に集中して徹底的にやり込むことで同じ効果が出せる可能性はあります。
ただそれで何を選ぶかということは大事です。
TOEICの点数を上げる目的であればDUOは比較的近いものになりますし、例文がしっかりしていて、単語そのものだけでなく例文ごと覚えられるというもの、音声がきちんとあるというもの、適切なボリュームになっているもの等の条件が必要となりそうです。
初級者であれば素直にDUOを選んでいた方がいいかもしれません。
中級者以上であったり、試験よりも会話目的の場合は、もっと会話よりの英会話教材を選ぶのもありなのかなという感じはあります。
最終的には努力あるのみ
この勉強法からわかることは最終的には努力あるのみということであり、裏技のようなものがあるわけではないということです。
youtubeでここまでの動画を上げるような人でもここまで努力をしているということ、楽をして英語を身につけるようなものがあるのではなく、やるべきことを忠実にこなしてきているということがわかります。
大変だということは変わりないでしょうけど、続けていればだんだんと義務感は無くなりますし、2週目移行は覚えていることも多くなってきますので、つらい要素はだんだん無くなっていくことでしょう。
あとはやるかやらないかというだけです。英語が身につけばできることは広がりますし、是非挑戦してみたいですね。