東大に合格できるようなレベルの人はとてつもない集中力を持っているかと思われます。
その集中力を実は誰でも身につけることができるようになる?
そんな見出しが出ている記事だとちょっと期待して読んでしまいます。
毎回このような記事は出てくるのですが、それでも何かヒントはないかと手に取ってしまうのです。
東大合格者の「集中力」を、本当は誰でも発揮できる!?
https://news.yahoo.co.jp/articles/0349d32975fcc572088a696547cc77877dc8a3a8
ここで出ていた内容は次のようなことでした。
・目標を明確化する
・納得感を持つ
・数字を1つ決める
・簡単なものから手をつける
・とにかくアウトプットしてみる
何か目新しいことがあるわけではなく、まあ当たり前の話かなというところです。それはそうで、そんなに今更隠れた集中法なんてものが存在するはずがありません。
誰もが簡単に集中できて成果を上げることが出来る方法が存在するのであればもうとっくに全員が良い結果を出しています。
やはりやるべきことは基本的なものであり、強い意志を持って向かっていかなければいけないことなんですよね。
特に大学受験に関しては多くの人がやればなんとかなるものということはわかっています。東大への集中力となるとまた違う部分ももしかするとあるのかもしれませんが、大半の人はやっていないだけであり、やれば誰でもそこそこのラインには到達できます。
ただそのことを高校生の時代に自覚して取り組めるのかということが難しいのですよね。大人であればあのときこうしておけば良かったとか、過去の経験が累積しているのでまだ学習も取り組みやすいのかもしれませんが、それを16歳から18歳くらいの時期に実現できていく、自分で目標を決めて数字で管理してモチベーションを維持しながら遂行していくのというのはやはり普通の人ではない能力という部分にもなってくるのかなとも思うところです。
受験に関してはもうこの記事を見ている多くの人が終わっているかもしれませんが、この集中力は大人になっても学習であったり仕事であったりと関係してくるものです。
きちんと集中して作業したり勉強することを何年も続けていけば誰でもある程度の成功レベルまでたどりつけるもの。
今それが全くできていないという場合は、単に頑張ろうではなく何故できないのかを冷静に分析してみることが必要なのかもしれません。
目標であったり、そこまでのステップであったりということを見直していけば勝機は見えてくるかもしれません。