人脈を作る本の内容を真似しても上手くいかない、そういうことはよくあるはずです。営業の本も一緒です。
このような本の内容はその人だからこそできたというものがあり、再現性が全ての人にあるわけではないので気をつけなくてはいけません。
性格は人それぞれであり、外交的な人と内向的な人に簡単に分けるとして外交的な人の真似を内向的な人が行ったところで上手くいくということはありません。
もともと他人と話すのが大好きな人と、他人と話すためのネタにも困り何を話していいかがわからない人が同じことをできるはずはないのです。
世の中には営業が得意という人はいます。努力で得意になったのではなくもともと話し好きなため営業に向いているというタイプがいるのです。自然と友達が多いとか、知らない人とすぐ打ち解けるとかそういうタイプは一定の割合でいます。
人脈と作りたいとか、営業で成功したいとかそういう勉強をしようとしていることは今現在苦手なことがあるからこそ勉強したいと思っているということ。
外交的な人のための本でそのノウハウを知ろうとしても難しく内向的な人であれば、その人がどうやって人脈を作っていったのかということを理解していかないといけません。
量ではなく質を考えること
とにかく誰でも仲良くなれる人はいいですが、そうではない場合にはつきあう人の質を考えて深いつきあいをしていくというのがいいかもしれません。
丁寧に付き合うことで、外交的な人にはできないような人付き合いができるかもしれませんし、自分自身も満たされていくはずです。
人脈といってもただとにかく顔が広いというのと、そういうことはなくても、その分野について得意な人を一人知っているというのでも十分だったりするのです。
無理をしての人脈作りをしている等、自分の性格上合わないことだといつか破綻してしまいます。結局無理やりつくる関係はいつまでも続けることができないのです。
内向的な人なのであれば内向的ということを利用した戦略を考えていかなければいけません。
内向的なリーダーの方がいいという話
内向的なリーダーというとリーダーには向かないような気がしてしまいますが、実はその方がパフォーマンスが良かったというような話もあります。
それは外向的な人が話を押し通してしまうのに対して内向的な人はきちんと人の話を理解しようとすること、共感が得られやすいというところもあるということです。
すべてのことに優れている人はいないわけで適材適所であり、上手く自分の特性を活かした方法を考えれば、自分の話が得意ではないとしてもできることはあるということですね。