ヤフーで働けば国内どこにでも住むことができる

ヤフーがテレワークを成功させるため国内であればどこにでも住むことができるようになる制度に変更するということを発表しました。

テレワークで実質的に出社する日がほとんどない、少ないのであれば別に東京に住んでいる必要もなければ、首都圏である必要すらないということです。

これが本来のテレワークということで非常に素晴らしい試みになるのではないでしょうか。

本当はテレワークはもっと早く復帰をしてうまくITを活用して、直接会社に行かなくても仕事ができるというようなような世の中を実現しなければ行けなかったのだろうと思います。

それがこのコロナ禍によって急に無理やりですが実現するような流れになりました。ですが最近ではテレワークを中止してまた再び会社に出勤するような制度に戻しているような会社も出てきています。あまり良い傾向ではありません。

確かに出社したほうがお互いに顔合わせをしてコミュニケーションができるので仕事がはかどったり仲間意識が高まっていくような良い面があるというのも事実かもしれません。ただ会社に出社しなければいけないということがハードルになって色々できないこともでてきます。

どうしても会社から遠いところには住みにくくなってしまいますし、そこまで毎日出社したくないという人もいるでしょう。満員電車が嫌だという人もたくさんいるかと思います。そもそも出勤に片道1時間、往復2時間の時間をかけて行う人もたくさんいますしそれ以上という人もたくさんいます。

そこまでの時間をかけて出金を行うメリットというのは生産性の面からしても本当にあるのかというところは疑問もあります。今はまだ途中の段階でありオンラインであればコミュニケーションが希薄になってしまうということもあるかもしれませんが、これがもっと進んでいけばオンラインであろうとも対面とほぼ変わらないような状況を実現できてもおかしくないのではないでしょうか。

全ての面でオンラインで解決するとは思っていませんが仕事という面に関しては家内の部分がオンラインでも何とかなるのではということも感じています。

今回のようにヤフーが率先してテレワークを拡充していけば他の会社もテレワークを進めるきっかけになるかもしれませんし、働く側としてもテレワークを実施してくれる会社なのかそうでない会社なのかということを基準として会社を選ぶというようなことも出てきます。

テレワークだけが全てではありませんし会社に集まるということもいいと思いますが、テレワークという制度を利用する選択肢があるというのは働く側にとってもとても素晴らしい事だと思うのです。

今後もテレワークを積極的に進め、そしてテレワークにしたからといって生産性を落とさずに仕事ができる方法というのが開拓されていければいいなと思います。