今回の大学入試の共通テストに関してその問題が流出するということも起こり大きな話題になっています。
ここまでニュースが大きくなり操作の本格的になっていくと捕まるのも時間の問題かなとは思います。
そこまでしてまで不正をして共通テストを受けることのメリットがあるものになるのでしょうか?
個人でやってるのかどこかの集団がやってるのか、ハッカーのような存在がやってるのかによってまた答えは変わってくるかと思いますが、リスクの割にリターンが極めて小さく割に合わないような不正行為だなとは思ってしまいます。
成功する可能性は低い?
今回の不正がどのような手口で行われたかというところは今現在分かっていることが少ないので何とも言うことができません。発信側はどのような方法で情報を伝えるのかが分からないからです。
それにしても問題を回答する側が何も知らない大学生等だったということだとこの方法の成功率は極めて低い話になってしまいます。
今回のように結局あとで今答えた問題が共通テストだということが分かれば通報されてしまうことになってしまいます。発信者がいる以上特定されて逮捕され当然試験結果も無効となる可能性が出てきてしまうでしょう。
また共通テストは制限時間内に解くことが前提の試験であり外部の人とやり取りをしてる間に試験時間を終わってしまう可能性があります。試験時間内に外部の人がきちんと解き終わってその情報を相手側に伝えることができるのかと言うとなかなか難しいところがあるのではないでしょうか。
そして外部の人の回答が100%正しいという保証は何もありません。制限時間ないと言う限定された中での回答ですし答えが間違っている可能性もあります。不正をしたにも関わらず間違った答えを教えられるのではたまったものではありませんよね。
ここまでのリスクを負って行う割にはそのメリットが極めて少ないのかなと思えてしまうのです。
こんなに頭を使って不正行為をセッティングするぐらいであれば、その時間を使って自分で一生懸命勉強した方が良い結果が得られますし逮捕されるような心配もありません。
誰かが共通テストでありここだけで試験を乗り越えたとしても、二次試験があるところもありますし、他の情報を見られるところもありますし、ここだけできていれば全てを突破できるというわけではありません。
仮にうまく大学に入学できたとして、不正行為をして大学に入りましたという精神状態でこれから先ずっとやっていけるのでしょうか。
どう考えても割に合わない行動です。割に合う合わないでやるかやらないかは決めていいものではもちろんありませんが、このような愚かなことを考える前に自分でしっかり勉強した方がマシだというような結論を出さないとろくな大人になることはできないでしょう。