tiktokがインフルエンサーにお金を払って依頼していた件がいろいろとニュースになっているのを見ます。
ただこの話、具体的にどのようなことだったのかというのが書かれていないので、どの話をどのようにしたかが全くわからず何が問題だったのかもよくわかりません。
ステマに該当するという話で、その言葉の響きだけで文句を言う人もいるようですが、日本では別にステルスマーケティングは違法ではありません。
倫理的にどうかというものはありますが、言葉の取りようというところもあり、インフルエンサーや業者に宣伝をお願いするようなことはかなり多くの企業でやっていることです。
ある程度は普通の人もわかっていてそれを受け入れているように思えます。企業案件をやっているだなとわかった上で見ているわけです。
インフルエンサーも生きていかなければいけませんし、企業も売上を上げなければいけないので、明らかな騙し打ちでなければまあそこまでというところではあります。
PR表記をすれば問題がなかったという話でこれは確かにそうなのですが、明らかにPR風となると、演出として微妙ということもあるのかもしれません。
それが明らかに倫理的に問題になる行為であればダメだとは思うのですが、一定の許容すべきところもあるように思うのです。
今回の件は、全く内容がわからないので、完全にNG案件だったのかもしれませんし、何も言うことはできません。
でも商品やサービスの宣伝ではないということは明言していますし、それでは何が問題だったのかということで実によくわからない話になってしまっています。
規制の方向は間違えないでほしい
広告に関しては今はネット上にも問題のある広告が出すぎているので規制は必要だとは思うのですが、その方向性は間違えないようにしてほしいと思います。
いきなりシミが消えたとかそういうのは問題外ですが、あまりにも規制しすぎて何も書くことができない、表現の自由がないというのはちょっと違うのではとも思うのです。
明らかな嘘を書くのはダメですが、常識的な演出であったり、注意書きをした上での文言であればもう少し許容してもいいのではと思えることもあったりするものです。
あまりにも規制をしすぎるとそれが廃れる原因にもなってしまいますし、明らかに悪質なのは取り締まりつつ、表現の自由は残すというようにバランスはとってほしいと思います。