いざというときにプライドを捨てられるかどうかが大事

人間はいざというときにプライドを捨てられるかが大事なことになる。
そのように書いた記事を見かけました。

確かにこのプライドというのはだんだん出来上がってきて人にとって良い側面もあれば悪い側面もあるとは思っています。

プライドがあるから頑張るとか、そういう前向きな姿勢というのは大事なことです。自分自身に対する良い意味でのプライド、自信につなげて日々頑張っていくということ。

〇〇の名にかけて頑張るというのもいいことですし、昔はこうだったから今も同じスタイルを維持するために痩せるとか、読書家のプライドにかけて毎日本を読むとか、仕事でも勉強でも、何かの努力にでもプライドがあるから頑張れるということはあるはずです。

自分は何もできることはないしダメだと思っては何もやらない、できない生活になってしまいますし、自分自身のプライドはいつまでも維持していった方がいいかもしれません。

例え何か大きな失敗をしてもプライドがあるからまた這い上がってくるということもあるでしょう。強い気持ちを持っているかどうかで、困難を乗り越えられるかどうかが決まるのです。

悪い意味でのプライド

悪い意味でのプライドは過去の自分へのしがみつきであり、新しいことを受け入れない、今の自分を受け入れないということです。

こんな仕事は下の人がやることであり、プライドの高い自分がすることではない。そういう態度をとっているとチャンスを失ってしまったり人望を失ってしまうというのはありますよね。

自分自身ではなく他人に向けてのプライドというのは驕りにしかならなくなり、プライドがあるからそういうことはしないというのは、マイナスに作用しがちです。

昔成功したプライドがあるから今落ちぶれてもそういうことはしないではなく、どんなことをしても昔成功したのだから今も頑張れるんだ、という気持ちで戦っていかなければいけないときもあります。

プライドをどう考えるかということで過去のことを前向きに活かしていくのか、それとも過去に縛られてしまうのか、これが大きな違いになっていきます。

自分自身で強い気持ちを持つのは大事ですが、新しいことにはプライドを捨てて飛び込んでいくという気持ちは忘れないようにしましょう。

プライドがあるから若い人の話を聞かない、下の仕事は聞かない等ということのないように、いつまでもいろいろなことを受け入れていくようにしたいものですね。