1/24のニュースではオミクロン株の対応として、若年層は受診せずに自宅療養も容認するという流れになるということでの発表がありました。
ついにコロナであっても保健所に連絡して専門的な検査を受けるのではなく、自宅で自分で療養するような流れ、普通の風邪に近いような流れができるということです。
さすがに軽症の人、軽症といっても医療の区分け上の軽症ではなく、本当に軽い症状の人まで一人一人すべてを診察するリソースはないということ。こういう対応をせざるを得ないということは理解できます。
2類から5類に変更した方がいい等の意見もありますが、今はもう取り急ぎのことをやっていかなければいけない時期になっているのでしょう。このような方針展開は良いことだろうとは思います。
自宅療養といっても自分で検査はする
自宅療養だからといって、黙っていて自宅にいるというわけではなく自分で検査キットを使って検査を受けてオミクロン株にかかっているということを判定するそうです。
自宅療養だと会社を休めないなんてコメントをしている人が多数いましたが検査キットで検査をして陽性が出ている前提ですので職場に来いという案内をするのはあり得ないでしょう。
問題はどうやって検査キットを手に入れるのか、検査をすべきという判断をするのかですよね。
自分で具合が悪いとなっても風邪なのかどうかの見分けがつかないですし、あからさまな症状が出ているとすれば、それは自宅療養と検診なしなんて言ってられる状態ではないようにも思えます。
実際に検診なしの運用というのはよほどの切羽詰まった状態でないと微妙な感じもしてしまいます。
ただ黙っていて医療キャパオーバーで壊滅するわけにはいきませんしこのような施策を取らないわけにもいきません。
検査キットがもう少し安く、簡単に手に入るようになれば自分達で用心してというのもできるかもしれませんが、今は検査を受けに行くだけ損をしているようにも見えますし、無症状なら動き回ってしまいますし、拡大を抑えるというのはこう微妙な症状だと余計に難しくなってしまうのでしょう。
今は人数ばかりが増えてきて、非常に空気が重くなってきているところですが、早々にピークアウトして沈静化していくという可能性も高くなっています。
今は各自できる限りの用心、対策をして、余計な行動まではしないようにして、ピークアウトを待つしかないですよね。