喫煙を注意した高校生が暴行を受け重症

 

電車内で喫煙を注意した高校生が暴行を受けて重症になった。まわりの乗客は止めることができなかったという衝撃的なニュースがありました。

大人として善良が高校生が勇気をもって注意したのに誰も止めることができなかった、このような事件が起こってしまったということはショックな話です。

加害者も自分が悪くて公共の場で高校生に重要を負わせているのですから救いがありません。こういうことはたまたまニュースになっただけでよくある話なのでしょうか。このようなことが日常的に起こるようでは社会として荒んでいます。

最近は無差別系の犯罪も多くなってきていますし電車のような場所でも注意していなければいけない、本当に嫌な世の中になりました。

今回の件は、まわりの大人が複数でやれば抑えられたかもしれないというところはありますが、それは結果論であり、わからないので実際その現場にいたらそう簡単にはいかないものになるでしょう。

今回事件があったということを知っただけで相手がどのような人だったかもわかりません。もう体格的に普通の人が相手にならないようなレベルの人だったかもしれません。また武器を持っていなかったかどうかはわかりません。

これまでの電車内の事件を知っているとそう簡単には動けないでしょう。素手だと思っていても実は荷物から武器が出てくるかもしれません。大人の複数の人数であっても相手が武器を持っているかもしれない、しかも何の武器を持っているかわからないとなったらどうしようもありません。

よくナイフとかなら近寄らないようにということを言っても、実際は他にも飛び道具を持っていればもう近くにいるだけでアウトとなってしまいます。
簡単に手を出して自分の命を失うかもしれないとなると、動かなかった人を責めることはできません。

だからといって何もしないのが正しい、悪いことをしているのを見てそのままに放っておく、黙っているのが正しいとする世の中は間違っています。
みんなで注意してトラブルにならないように抑えられる世の中になるのがいいですね。

道徳教育ももっと必要なのでは?

今回の事件や最近の事件も見て道徳教育というのももっと必要なのではということも思ってしまいました。

道徳は中学生くらいまでやっているかと思いますが当時は若いですし適当な感じで終わってしまってもおかしくありません。大人に近い年齢、あるいは大人になっても学ぶような機会がないとこういう常識的なふるまいをするという倫理は出来上がっていかないのではないでしょうか。

大人になると仕事に直接繋がることしか勉強しなくなってしまいがちですが、こういうことはもっと徹底して、安全な世の中になるようにしなければいけないと感じました。