FIREということはこの1-2年でかなり流行ってきた言葉でした。もちろん火や解雇されることではなくて、経済的自由を持って早期リタイアする意味でのFIREです。
でも実際にFIREするということはなかなか現実的ではないというところもあるのも事実です。言葉としては流行っていたとしてもそれを実現するにはよほどの収入があることが前提であり経営者であるか、外資系などの超高額給与を得ているサラリーマンなのでないとまず定年前に退職をして優雅に過ごすなんてことはできるはずもありません。
そこで提唱されている別の概念としてサイドFIREというものがありました。
サイドFIREとは日々節約をして節約で浮いた金を投資をして、その投資からの収入で生活できることを目指すというものだそうです。
なかなか発想としては面白いですよね。節約して得られた金額ですのである程度の収入があれば誰でも用意することができますし、その資金はうまく運用できたという前提になりますが、一定金額を作ることができれば確かにそこでサイドFIREとなっても生活はできるようになります。
皆さんを投資に夢中になるも当然のことで一般の人が資産を作り良い生活をできるかなり少ない手段の一つになるのではないでしょうか。
生活に無理をしてはいけません
このサイドFIREという方法を狙って毎月の生活費を削って貯金していく投資に回していくというのは生き方としては一つの方法としてありだと思います。
気になるのはこの投資生活をするために節約するのに無理をしてはいけないと思うんです。なるべく早くサイドFIREをしたいということで、生活費をぎりぎりまで削って投資に回すと言う人がでないとも限りません。
FIREというのはそれだけ魅力がある声だと思います。でも今現在の生活を豊かに生きることができなければそれもどうかと思うところがあるのです。今現在を普通に着るだけで結果的に資金ができて投資で運用ができるのがあれば問題はありません。
そうではなく今現在使うべきお金を無理やり貯金して投資に回すというのは本末転倒な気がするのです。将来に向けての貯蓄をしないで今現在を楽しんで過ごすというのはその言葉だけで見るとあまり良いことはないように見えます。
ただし今現在もきちんと楽しみもしていないで将来のためだけにお金を取っておくというのは、非常にもったいない生活をしていますし、その投資は成功する保証も何もありません。場合によっては今現在は経験に投資をするということでお金は使っておいた方が将来的に豊かな生活を送れるという可能性もあります。
若い子にしておいた経験というのは将来においても大事なことになりますし、自分のスキルに投資しておくことも大事ですし、何かの趣味に没頭しておくというのも大事なことになるでしょう。
ただ単にに使うべきお金を全部投資に回してしまった、その考えで豊かに過ごすことができなくなってしまった。若い時にすべきことができなかった、そんなことがないように今も充実させた上で余剰資金で投資をしていくということを忘れないようにしていかないといけません。