テニスでプロになっても生活は厳しくて、レッスンをして暮らしているという話のまとめ記事がありました。
【悲報】テニスでプロになったワイ、ジジババへのレッスンとガット張りの毎日で咽び泣く
http://itaishinja.com/archives/5313172.html
内容を見るとかなりプロでやっていくというのは厳しいのが伝わってきますが、レッスンプロとしてレッスンに専念すれば生活はできるようです。
テニスの場合はインストラクター需要が結構大きいのかもしれません。
テニスコートやテニススクールはそれなりにありますし大人になってからやっている人も多いスポーツですからね。
本当の技術者しかできないスポーツとは違って初心者の人でもスクールであれば比較的気軽に参加できるということで、この分野はいいのかもしれないです。
ただ、プロスポーツとしてやっていくにはかなりの厳しさがありますよね。
テニスだけでなくゴルフやボクシング等も同じです。
一番プロの多いのは野球とサッカーでしょうか。それでも平均選手寿命ともらえる金額を考えると、本当に一握りの人だけが大金を得て、引退後も活躍できるのであって、甘い世界ではないといっても、その要求レベルは想像を絶するレベルに達していることがわかります。
現実的に考えるとスポーツはプロでやるものではなく趣味にしておかないと大半の人は生活も大変になってしまい、なかなかそこから次に進めるキャリアがないのも難しいという問題があります。
スポーツ選手の次のキャリアはもう少し何か優遇されたものがあってもいいのではと思うところはあります。
新卒就職のときには体育会出身であればかなりの優遇を受けるということは感じていますし、もう少し既卒の就職の場合、選手引退就職、挫折した場合の評価もあってもいいようには思います。
日本トップにならなかったとしてもそこまで頑張るための努力、根性というのは一般のサラリーマンと比較しても引けを取らないものになっているでしょうし、そこから初の就職だったとしてもそれなりに活躍することはできるのではないでしょうか。
何年働いていたから偉いというものでもありませんし、数年働いて得られる一般の人のスキルなんてそんなにたいしたものではありません。
レッスンプロやショップスタッフとして働けるのであればまだ良いとは思いますが、そこすら道がない人が多いというところ。もう少し救済制度があってもいいいのかなとは思います。